WordPressの関数を少しずつまとめていきます。
今回は、投稿の種類に応じたclass名を出力する関数「post_class」です。

基本的な使い方

投稿を出力する際に、投稿に応じたclass名を出力する関数です。

基本的にWordPressループ内で使われることが多いです。

パラメータ(1)追加class名、(2)投稿ID
戻り値無し
利用箇所投稿IDを指定しない場合はWordPressループ内、指定すればどこでも利用可能

通常はパラメータを指定せずに以下のような使い方をします。

<div <?php post_class(); ?>> ~ </div>

出力されるclass名は「post post-(投稿ID)」「post 」「type-post」「hentry」「category-カテゴリーのスラッグ」「tag-タグのスラッグ」など。

また、投稿やページの状態などに応じて出力されるclass名もあります。

公開状態status-publish
パスワードで保護されているpost-password-required
アイキャッチ画像付きhas-post-thumbnail
先頭に固定表示sticky
添付ファイルattachment post-(投稿 ID)

post_class 関数の応用:class名を追加

独自のclass名を追加したい場合は、そのclass名をパラメータで指定します。

class名「clearfix」を追加する

<?php post_class( 'clearfix' ); ?>

post_class 関数の応用:「投稿ID」の指定

ループの外や独自のループの中で投稿を表示する場合、2番目のパラメータとして「投稿ID」を指定することで、その投稿に基づいたクラスが出力されます。

指定する投稿IDが「50」の場合

<?php post_class( '', 'p=50' ); ?>