サイト全般の情報を出力する関数「bloginfo」：WordPress関数まとめ

WordPressの関数を少しずつまとめていきます。
今回は、サイト全般の情報を出力する関数「bloginfo」です。

基本的な使い方

サイト全般の情報を出力する関数です。
出力する情報の種類をパラメータの文字列で指定します。

パラメータ	出力する情報の種類
利用箇所	どこでも利用可能

<?php bloginfo('パラメータ'); ?>

サイトの名前と概要を表示する際に使います。ヘッダー部分などに多用します。

名前の出力

<?php bloginfo('name'); ?>

概要の出力

<?php bloginfo('name'); ?>

サイトの文字コードを表示する際に使用します。

<?php bloginfo('charset'); ?>

例１

文字コードを指定するmetaタグの出力

<meta charset="<?php bloginfo('name'); ?>">

WordPressの「設定」→「一般設定」で設定したメールアドレスを表示する際に使用します。

<?php bloginfo('admin_email'); ?>

WordPressのバージョン番号を表示する際に使用します。

<?php bloginfo('version'); ?>

例２

バージョン番号には「WordPress」の文字は含まれません。必要な場合は別途出力します。

Powered by WordPress <?php bloginfo('version'); ?>

RSSやAtomのアドレスを表示する際に使用します。
パラメータは以下のようになります。

例３

RSS2.0のリンクを貼る場合

<a href="<?php bloginfo('rss2_url'); ?>">RSS</a>

バージョンの更新と共に、bloginfo関数の幾つかのパラメーターが廃止又は非推奨となっています。
代わりに新たに推奨となった関数を使ってください。

サイトのURLを出力

「style.css」ファイルのURL（パス）を出力

非推奨	<?php bloginfo(‘stylesheet_url’); ?>
推奨	<?php echo get_stylesheet_uri(); ?>

使用中のテーマディレクトリのURL（パス）を出力

非推奨	<?php bloginfo(‘stylesheet_directory’); ?>
推奨	<?php echo get_stylesheet_directory_uri(); ?>

使用中のテーマディレクトリのURL（パス）を出力

非推奨	<?php bloginfo(‘template_url’); ?>
非推奨	<?php bloginfo(‘template_directory’); ?>
推奨	<?php echo get_template_directory_uri(); ?>
推奨（子テーマ）	<?php echo get_stylesheet_directory_uri(); ?>

WordPressアドレス（URL）を出力